平成16年3月 第1回 定例会 一般質問
「ユニバーサルデザインの街づくりについて」
市民クラブ 大谷仁
 
●質問
 我が国では急速に高齢化が進み、それに伴いハンディキャップがある人もふえると予想される。現在の状況を大きく変更できない場合にはバリアフリーの考え方も有効だが、費用や労力がかかり、また障害者や高齢者などへの差別を助長するとの指摘もあり、最初からすべての人の使いやすさと安全に配慮したユニバーサルデザインの考え方が注目されている。
 本市でも、ユニバーサルデザインの視点に立った施設整備を推進しているが、さらに積極的に進めるべきである。また、ハード面だけでなく、助け合いや周囲を思いやる気持ちを持つという、心のユニバーサルデザインの実現も必要となる。
 そこで、本市でもユニバーサルデザイン室などを設置し、全市的な啓発活動を進め、市民と協働による街づくりを行うべきだが、ユニバーサルデザインの考え方に基づく街づくりへの本市の取り組みはどうか。
 
●答弁
 本市でも、市内各駅へのエレベーター設置の支援や、コミュニティバスへのノンステップバスの導入など、さまざまな分野でユニバーサルデザインの考え方に取り組んでおり、ハード面においてはほぼ浸透してきている。今後はソフト面の取り組みとして助け合いや思いやりなど、心のユニバーサルデザインを醸成していくことが大切である。その取り組みの一環として、高齢者や障害者はもちろん、だれでも安心して外出できるよう、市内の駅や公共施設への移動の手助けとなるバリアフリーマップを作成していくとともに、心のユニバーサルデザインの普及啓発についても研究していきたい。今後、本市の行政全体を通じ、市民とともに協働でユニバーサルデザインの街づくりに邁進していきたい。

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