平成17年9月 第3回 定例会 一般質問
「消防行政について」
市民クラブ 大谷仁
 
●質問
 近年、高齢化に加え、疾病構造の変化等を反映して、傷病者への対応は複雑多様化し、また重症化の傾向を強めており、さらなる救命率の向上を望む声と、救急需要のますますの増加が見込まれている。救急車が現場に到着するまでに応急手当が適切に実施されれば、大きな救命効果の向上が期待される。応急手当の普及状況はどうか。
 本市では四月から全国に先駆け、大切な命を救うために適切な手当てが行える施設を認定する救急マーク制度をスタートさせている。マークの交付を受けた事業所の数や今後の目標を伺いたい。
次に、心臓突然死の原因である心室細動に最も有効なAED(自動体外式除細動器)の公共施設への早期整備が望まれるが、具体的な取り組みの状況はどうか。
 また、救急救命士制度は平成三年に始まり、それ以来救命率は年々向上している。育成の具体的な計画を伺いたい。
 
●答弁
 普通救命講習会や上級講習会のほか、六月からはAEDの取り扱いを含めた講習会を開催し、平成十六年度末で四千百三十六名に救命講習修了書を交付しており、救急フェアや地域防災訓練などでは心肺蘇生法等の実技指導を実施し、約三万二千人が受講している。今後は、生産年齢人口の二〇%以上の講習修了者の育成を目標に、より効率的に応急手当の普及を図っていきたい。
 救急マークは、二十七施設に交付しており、今年度中に五十施設への交付を目指している。
AEDの公共施設への設置については、来年度の設置に向け、設置場所、設置数、職員を対象とした取り扱い講習のあり方などの整備計画を検討しているところである。
 救急救命士は現在二十五名で、一一九番受信時の口頭指導や救急要請への対応等、その必要性は救急車内にとどまらないため、当面三十人を目標に養成に努めていく。

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